『水資源の国際経済学——気候・人口問題と水利用のネットワーク化』の出版
本日、拙著『水資源の国際経済学ーー気候・人口問題と水利用のネットワーク化』が公刊されました。
“水”は、今世紀最大の課題の一つです。
20世紀の人口増加は水資源が豊富な地域で生じたのに対し、
21世紀の人口増加はそうでない地域で生じる
この単純な事実が、“緑の革命”に大幅な見直しを迫るとともに、各地で深刻な森林破壊や食料不足を引き起こす恐れがあります。また、多くの紛争の背後に、実は水をめぐる摩擦があります。
地球資源と22世紀に向けた豊かさの形成
過去のシンポジウムを備忘録的に掲載しています。
「地球資源と22世紀に向けた豊かさの形成」
日時:2015年2月14日(土) 開場 12:30~ 13:00~17:10
場所:京都大学時計台百周年記念ホール
主催:京都大学経済研究所先端政策分析研究センター、特別推進研究「経済危機と社会インフラの複雑系分析」、先端経済理論の国際的共同研究拠点、京都大学社会科学統合研究教育ユニット、公益財団法人KIER経済研究財団
『エコロジー経済学ー原理と応用』の出版
ハーマン・E・デイリーとジョシュア・ ファーレイによる『エコロジー経済学ー原理と応用』(原題:Ecological economics: Principles and applications)を、NTT出版様から翻訳出版しました。エコロジー経済学の教科書としては、間違いなく日本初の出版です。
政策研究のフロンティア:理論と実証に基づく政策の確立に向けて
過去のシンポジウムを備忘録的に掲載しています。
「政策研究のフロンティア:理論と実証に基づく政策の確立に向けて」
日時:2014年3月8日(土) 開場 12:30~13:00~17:15
場所:京都大学時計台百周年記念ホール
主催:京都大学経済研究所 先端政策分析研究センター(CAPS)、特別推進研究「経済危機と社会インフラの複雑系分析」、先端経済理論の国際的共同研究拠点
キリマンジャロの稲作
泥で固めた質素な水路灌漑による稲作。サボテンとバオバブと蟻塚の乾き切った大地に、突如現れる懐かしい風景。瑞々しい緑と湿った微風に、気持ちがすーっと癒される。
キリマンジャロのアグロフォレストリー
農家の人に、小規模農地(キハンバ)でのアグロフォレストリーを案内してもらった。コーヒー、唐辛子、豆、バナナ(食用、酒用)、マンゴー、パパイヤ、グァバ、キャッサバ、メイズ、ほうれん草、材木用の樹木などが混ぜんと生えている。
モシの朝市
キリマンジャロの麓、モシの町の朝市。物凄い活気。
米やメイズなどの穀物、食用バナナ、マンゴーやパイナップルやプラムなどの果物、パンガニ川の魚、木炭、衣類など、あらゆるものが売られている。
場所: Moshi, Kilimanjaro, Tanzania
ダルエスサラームのランチ
ダルエスサラーム港近くでランチ。迫力のある魚の揚げ物
ダルエスサラームの幹線道路
ダルエスサラームから延びる幹線道路。ここ数年のタンザ