キリマンジャロのアグロフォレストリー

農家の人に、小規模農地(キハンバ)でのアグロフォレストリーを案内してもらった。コーヒー、唐辛子、豆、バナナ(食用、酒用)、マンゴー、パパイヤ、グァバ、キャッサバ、メイズ、ほうれん草、材木用の樹木などが混ぜんと生えている。

化学肥料や農薬などのインプットは不要。バナナの葉→家畜の糞→堆肥のサイクル。果樹に集まる鳥達が虫を食べ、種を撒き散らす。コーヒーはもちろん、野菜や果物は地元の青空市で現金収入となる。多様な作物を同時に育てるので、気候の撹乱や市況の変動にもレジリエント。生産性は大規模農業には到底かなわないが、暮らしは安定している。

ただし、キリマンジャロ高地の豊富な降雨が前提となっており、タンザニアの半分以上を占める半乾燥地域で同じ事ができるわけではない。また、最近ではキリマンジャロ山での違法伐採によって、水の安定供給が難しくなっているそうだ。

場所: Moshi, Kilimanjaro, Tanzania